園内スポットご紹介
高松多目的広場・エコアス広場エリアは愛称として「こがねパーク高松」と命名されました。
盛岡高松公園内「高松の池」周辺の主な見どころ、スポットをご紹介します。地図上のスポットか下記解説の写真をクリックすると「大きなサイズの写真ギャラリー」画面が開きます。
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- 遊歩道
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高松の池を一周できる遊歩道(約1.4km)は、歩行者専用の恰好の散歩コース。ゆっくり歩いても約20分で一周でき、市民のジョギングコースとしても人気があります。(車椅子の方もご利用いただけます。)
四季折々に表情を変える池周辺の風景やバードウォッチングを楽しみながら、ゆとりのひと時をお過ごしください。春には池の周りが美しい桜で覆われ、数多くの花見客でにぎわいます。
- オススメのビュースポット(お花見のイチオシスポットです!)
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いろいろな場所から、いろいろなアングルで眺望を楽しめる高松の池ですが、管理事務所スタッフのイチオシ・スポットは公園の東南、シベリア抑留平和記念像「ひまわり」(少女の銅像)が建つ広場スペース。
見晴らしが良く、対岸には岩手山の勇姿が望めます。絶好のお花見スポットでもあり、春はおおいに賑わいます。高松の美しい自然、雄大な岩手山を背景に「記念写真」はいかがですか?
- 平和記念像「望み」
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この像は、被爆50周年、終戦50周年にあたる1995年(平成7年)8月に、より多くの県民の平和の願いを、次世代の子どもたちに伝えるメッセージとして、ふたたび戦争を起こさない不戦を誓う平和のモニュメントとして、岩手県生活協同組合連合会、岩手県地域婦人団体協議会、岩手県青年団体協議会、岩手県原爆被害者団体協議会の4つの市民団体の提唱に賛同した2万人を超える岩手県民の募金により、平和記念像建立推進委員会によって制作・建立されました。
監修:船越保武/制作:増山俊春
- シベリア抑留平和記念像「ひまわり」
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先の大戦で祖国の犠牲となった尊い御霊を鎮め、世界の恒久的平和を祈念して建立された記念碑です。少女の像「ひまわり」はこの碑の建立に併せて、1994年(平成6年)10月12日、シベリア抑留経験をもつ佐藤忠良氏が制作し、財団法人全国強制抑留者協会岩手県慰霊碑建立委員会が設置したものです。
大戦終結に際し、ソビエト連邦は、満州、樺太等から日本軍人などをシベリアに強制連行して重労働を課しました。岩手県からは約8,000人が連行され、1,200人を超える同胞が過酷な労働と飢餓、酷寒によって死亡しました。この犠牲者のほとんどは、未だ異国の凍土の中に墓標のないまま眠っているそうです。
- 桜霊閣(おうりょうかく)
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高松の池の南岸にある「桜霊閣(おうりょうかく)」には、高松の池開発に貢献した物故者の功徳と桜の霊を一緒に顕彰する地蔵尊が奉られています。1930年(昭和五年5月)に、盛岡市長として5期20年在任された「北田親氏」氏の尽力により建てられました。
正面左側には狐が、右横の斜面には、お多福の面と猿、後ろの斜面には天狗の面と狸の像が配置され、独特の風趣をかもしだしています。
- ボート乗り場
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春から秋にかけての高松の池は、ボートのシーズン。高松公園の入口付近には2カ所のボート乗り場があり、高松貸ボート組合によって運営されています。
手こぎボートやスワンボート(足こぎボート)のほか、桜のシーズンには遊覧船もお楽しみいただけます。春は、風流な水上からのお花見を体験してみませんか?
- 横川省三の銅像(台座)
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横川省三は、明治時代に自由民権運動家、新聞記者、北米での農業経営、ハワイ移民斡旋、日露戦争での特殊任務従事など、波瀾万丈の生涯を送った盛岡の先人で、1932年(昭和7年)、当時の北田市長の尽力で、高松の池南岸の神庭山に銅像が建立されました。その後、第二次世界大戦時の金属回収で撤去され、現在は台座のみが残っており、銅像の石膏原型は、盛岡市名須川町の曹洞宗の寺院「報恩寺」に保管・展示されています。
- 村上昭夫詩碑
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村上昭夫は、1927年大東町生まれの詩人で、岩手中学校卒業後、ハルビン省庁に勤務。戦後、シベリアで2年間の過酷な抑留生活を経て帰国しますが、1950年に結核発病。闘病生活は1968年41歳でなくなるまで続きました。
唯一の詩集「動物哀歌」は土井晩翠賞、日本現代詩人会H氏賞を受賞し、生命への深い愛と祈りをこめた詩は、多くの人たちに愛されています。市立図書館側に「動物哀歌」の1作『私をうらぎるな』の詩碑が建っています。
- バラ園
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バラ園には、現在40種以上のバラが植えられていおり、例年6月中旬頃には見頃となり、赤、白、ピンク、紫、橙など、色鮮やかな薔薇の競演をお楽しみいただけます。高松公園管理事務所に隣接鵜しており、入場無料で時間制限もなく、いつでもお好きな時間に入園いただけます。
- ボタン園
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高松の池と芝水園を分ける橋のたもと、池の周回道路に隣接したボタン園には、200本を超えるボタンやシャクヤクが植えられており、毎年5月中旬から5月末にかけてが見頃となります。こちらも入場無料で、いつでもお好きな時間に入園いただけます。
- 多目的屋外広場(屋根付き)
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親子および町内会の親睦会など、レクリエーション程度のボール遊びもできる屋根付き多目的広場です。団体でご利用の場合ご予約が必要です。
申込み先:盛岡市都市整備部公園みどり課 電話:019-639-9057
- 人工池
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児童を対象とした「じゃぶじゃぶ」と遊べる人工池です。(最大水深20センチメートル程度。7月〜9月限定)
【注意】池の水は飲まないように気をつけましょう。また素足で池の中に入らないようにしましょう。小さなお子様連れの方は、目を離さないで下さい。
- 環境学習施設 エコアス広場
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エコアス広場(盛岡市環境学習広場)は、自然環境の保全、再生可能エネルギーの利用や資源が循環する仕組みについて理解を深めるための体験学習の場として、盛岡市が旧盛岡競馬場跡地に整備したものです。
どなたでも自由にご利用いただける広場となっています。